「嘘だろ………俺が…………………」




信じられない、といった様子で、植松君は自分の手をまじまじと眺める。




「植松総司、ゲームオーバーです。


植松総司を、…………………サツ………ョ…………マス、ア゛」




まただ。


また、スーツの女性が、壊れた………!?




一体、彼女の身に何があったのだろうか。




「サ、ショブ………ン゛゛………ウエマツ、………ヲ、バー…


ア゛、ソ、ジ……ゲームオーババババ…………ウ゛」




不思議な機械音のような声がし終わると、また彼女は、




「助けて…」




と言った。