「なんでって、セーブしたからですよ?


今日の分を」


「…………人形はどこにある?」


「さあ、どこでしょう」


「言わないと殺すぞ!!!!」


「殺す?殺してみてくださいよ。


殺したら、あなたが死にますよ。


それでもいいですけどね、私は………ふふふふ」




奇妙なものを見る目で、私を見る植松先輩と月乃先輩。


まあ、私は奇妙かもしれないね。


私は、普通じゃないかもしれないね。




でも、それで構わないんだよ。


直志の仇がとれたら、それで構わないんだよ。




今、私が生きているのは、あんた達を殺すため。


直志の仇をとるため。


自己満足でもいい、それだけのために、私は今生きているんだから。




あんた達を殺したあとは、私もさよならするから。