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「はぁ……はぁ……………」




殺した。


景子ちゃんを、殺した。




カランカランと音を立て、私の手からナイフが落ちる。




まさか、景子ちゃんがニセモノだったなんて。




畜生。




だったら、ホンモノのあいつに、あの映像を見せてやりたかったものだ。


直志が、死ぬ映像を…。




景子ちゃんが直志が好きなことくらい、薄々感じていた。


けれど、植松達は……景子ちゃんの体を狙っていた。


同時に、植松達は直志を嫌っていた。




だから、私に景子ちゃん達をこの屋敷に連れて来させた。




そして、そこでレイプするって、植松は言っていた。




でも、嫌だった。


私は、嫌だった。