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…真理和…



馬鹿真理和!!



誰かに呼ばれてる気がして、真理和はゆっくりと目を開けた。


辺りは真っ暗。


隣にいるはずの永遠の姿もない。



「………なん…だ……」


気のせいか……


真理和がまた目を閉じようとした瞬間、自分の顔を誰かがおもいっきりビンタした。


「……え!!!?」

なんだよ!!?
…そう続けようとした瞬間、目が丸くなった。



…自分の目がおかしくなった?

だって……

目の前には……


悪戯っ子みたいにせせら笑う…深美の姿が見えるんだ…。