「…取り乱して悪かった千草…このクソガキ共の事は頼んだ…」



海谷が乱れた服装を直すと、またソファーに座った。


千草はペコッとお辞儀をすると、
「…任せてください…海谷将軍…」
…と呟いた。


そして、二人の手錠を鎖にかけると、すぐに部屋をでていった。


工藤が嫌な目で千草を見ていた事に、永遠は気付いていた。





…そして……










―――――――ガシャン…




永遠と真理和は暗い牢屋に、一人づつ突っ込まれた。



「…………」



ここの管理をしている軍人としゃべっている千草を永遠は睨む。