―――ダァン!!!






「「「「!!!!」」」」



突然の銃声に、みんなは一斉に振り向いた。



「……いい加減にしてください…皆さん…」



千草菖蒲があくまで冷静に、そう言った。


天井に向けた銃口から、煙がでている。




「……このガキ共に、してやられてどうするんです?将軍…こんな奇跡的に助かった…どうでもいいガキ共…牢屋に死ぬまでぶち込んでおけばいいんです…」



千草はそう言うと、永遠と真理和の手首を、ポケットからだした手錠にかけた。



みんなはまだア然としている。



「…神崎永遠…黒嶋真理和…期待を裏切ってわるいのですが、貴方達はもう、一生普通の生活には戻れません。」




千草の目が…

とても怖く感じた。