私がパニックになってるのを磯野はただただ面白がっていた。



そして磯野は壁ドンしたまま



「亜理沙さ、俺のこと好きでしょ?
好きだから反抗的な態度をとるんでしょ?」



と言ってきた。



コイツ…どこまで馬鹿なの!?あんなみたいな
先生が一番嫌いだっつーの!!





どのくらい時間がたったのだろうか。
授業終了を知らせるチャイムがなった。



「次の授業も化学なので、ちゃんと参加するように」


そう言って磯野は教室を出ていった。