しばらく無言が続いた。


そろそろ本題に入ろうと思い、口を開く。




「先生、私……先生が私のこと好きなんて信じられないよ。先生にとって私は、大勢いる生徒の1人としか思ってなかった。私も、先生のことは先生としか、思ってない。」


そう言うと、今まで合っていた目がまた少し下がった。


見てて辛いけど、そらすことはできない。



「だから、先生の気持ちは受け取れません。ごめんなさい。」