だから私からお返し。


陽くんの耳もとに口を近づけて、

「陽くん、大好きっ」


そう言ってやった。


すぐ離れて陽くんを見ると口をぱくぱくさせて 照れている様子。

私は満足して、

「じゃね♪」

と行って走って帰った。