「ねぇ……辞書余分に持ってない?」




『私…も…持ってるよ…』



ぎこちない…

声も震えていて…








大好きが…いっぱい、いっぱい………








溢れてきてとまらない…








「ありがとう」



『うん』








震え混じりの声に







彼も苦笑する…








でも、私にとっては……






彼の仕草に…………







一つ…一つ………







全て知りたいんだよ……







大好き……大好きだから…










私だけ………見て…っ