「うるさいな!翼には私の気持ちなんてわからないんだよ!四年大だから余裕だろうし!もう寝るから、鍵はポストに入れといて!」

翼に怒鳴り私はベットへと逃げ込む。

……言い過ぎたなあ。ごめんね、翼。

なんてモヤモヤしてると、
「おやすみ」
翼の優しい声と、大きな手が私の頭を
撫でてくれた。

ごめん。ごめんね翼…

明日就職試験が終わったら謝ろう…

自分の心の狭さを改めて感じた。
気づけば眠りについていた