月姫がいなくなった後理事長室は


さらに静かになった。


「あ~あ、どうするんですか理事長~」


「さて、どうするかね。」


この人たちはなぜ心配してないんだ?


理事長からしてみたら月姫は孫なんだろ?

この人たちは何でこんなに冷静なんだよ


意味わかんねぇ・・・


「とりあえず俺は帰りますよ

いいですよね?」



「あぁ、構わない明日から正式にここの学園生だ

それなりの態度でいてもらうよ。」


「わかってますよ、それなりの態度ですごしますよ。」


「榊くん、君も今日はもう帰ってもらっても構わない
月姫のことは気にするな、もうじき帰ってくるだろう」


「わかりました、それでは失礼します。」



「あ~榴李クン、これ月姫の連絡先だからぁ~

てか、あいつ鞄置いてってるだろ榴李クン届けてよ」

「なぜ、僕が?」


「俺は月姫に嫌われてるからさぁ
あいつも嫌だろうしだからよろしく~

じゃあね、おじいさま。」

「失礼します。」