…そうだったすっかり忘れてた
この学園には、姫と王子がいて

将来は姫と王子が結婚するって決まりだったっけ?

まっ私は結婚なんてしないケド…(笑)


王子なんて気にしてなかったから
どんな人かわかんないや(笑)


「もちろん月姫は王子の事知ってるわよね?姫だものね?」

うっ…知らないなんて言えない…


だってママ極上のブラックスマイルなんだもん…

知らないなんて言ったらどうなることやら…



「も、もちろん!知ってるよ!
あの人だよね!うん!知ってる!」

絶対私慌ててるよね、うん。バレマセンヨウニ…


「なら、いいのよ」

ふぅ…よかった…ばれなかった…


「それより月姫時間大丈夫なの?」

えっ!?

「もう、8時よ?入学式9時じゃなかったの?」

「やっばいじゃん!!もー早くいってよ‼︎」

「んふふっ急ぎすぎて転ばないようにね〜」

「いってきまーす‼︎‼︎」

「いってらっしゃい♪」


急がなきゃ遅刻だぜ!!

一応姫ってことになってるから


朝は急がないとだよね(笑)

王子ってどんな人なんだろ・・・


まっ私には関係ないよね~


なんて思ってた私は幸せだった・・・


あんなことが起こるまでは!!!!!!