「る・・・十琉?とーーーーーるーーーーー!!!!!!!」

「うぉっ!?」

「なにぼけっとしてんだ?」

「ごめんごめん考え事してた(笑)」

「・・・お前が考え事とか明日吹雪くんじゃね?」

「真顔でんなこというなよぉ~」

「事実だろw」

「ってかりじちょーさんの話は終わったのネ」

「んぁ?終わったもなにも今から始まんだよ」

「?どゆこと???」

「桜咲の言い伝えだよ。」

「桜咲の言い伝えってあれ?王子と姫が結婚するってやつ?

「それだ」

「え、あれってただの言い伝えじゃねーの?」

「ただの言い伝えなら問題ねーよバカ」

「バカとはなんじゃー!!失礼じゃなー!!」

「うるせぇ黙れ、話ずらすな。」

「へいへいさーせん♡んで、言い伝えがなんだっけ」

「あれ、決定事項。拒否権なし。」

「へぇ~決定事項、拒否権なしね~・・・っては?え。はぁぁぁあ???」

「っせーから騒ぐな目立つ。」

「いやいやいやいやいやいやいやいや???騒ぐよね???はひ????
え、なにどゆこと?」

「そういうこと。決めるのは卒業まで。」

「なに、卒業まであんの?いいじゃん」

「君そんなにシニタイカネ?ん?」

「遠慮するね!」

「なら。黙って聞け。」

「ハイ」