雨杉 凪

愛望と二人の帰り道。

夕日が綺麗に見える海が俺たちの帰り道。

「なーぎっ!」

「ん?」

「あのね!私看護士さんになりたいの!夢みつけたよ!」

「看護士か・・・いいじゃん!愛望らしいな!」

「本当?!なんか凪にそういわれると勇気でるっ!」

「ふっでもお前勉強嫌いだろ?」

「もー意地悪言わないで!!嫌いじゃないの!学校で勉強するのが嫌いなの!」

「んじゃあ勉強は好きなんだな?(笑)」

「もー!凪のいーじーわーるー!!!」

「なんとでも~」

「もう、絶対看護士さんになるんだから!!!」

信号があった。

いつもは車が滅多に通らない信号。

だから何も考えてなかった。

愛望は走って行った。

その時大きなトラックが走ってきた。

スピードはそんなに出てなかった。

それでもトラックは大きい。

俺たちは子供。

次の瞬間考えられないとこが起こる

愛望っ!!!!!