いつものように榴李と二人で家に向かっていた

「あいつらほんとラブラブだよなw」

「ふっでもよくケンカしてんぞ?w」

「ケンカするほどラブラブっていうじゃねーかw」

「ケンカするほど仲がいいだろw」

「そうだけどーいいじゃねーかラブラブでw」

「まぁあいつらの場合ラブラブでいいなw」

なんてくだらない会話をして帰っていた。

そんな時

ピーポーピーポーピーポー

「救急車だ、珍しいな」

「本当だ凪がいたらうるせーくらい喜ぶだろうなw」

「だなwあいつ本当に救急車大好きだよなw」

「愛望以上にか?」

「愛望並にだなw」

そんな平和に考えてた。

まさか大切な人が乗るためのサイレンだっただなんて

俺たちは考えもしなかった。