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「……到着、っと」





あれから、さらに数日後



ようやくついた先は、小さな村だった



……屋根が藁でできてるよ?雨の日とか、どうするんだろ



……あれか、砂漠だから滅多に雨は降らないとか?



いや、でも……普通に降ってたけどなぁ





「ココでリキと落ち合う予定だよ」


「ふーん」




………ココで、ねぇ。



確かに、こういうわかりやすい場所じゃなきゃ、会える事すら叶わないか





「ねぇ、リキってどんな人?」


「リキ??………そうだね、若干堅物?」


「かた、……?」


「真面目眼鏡って感じ」




………、うん、まぁ。


黒髪で眼鏡で、って感じの人だろうね





「リキ達はまだつかないみたいだし、今日はもう休むかい?」


「なら、エレガン、付き合え」


「何処へ?」


「先を見に行くんだよ」


「それなら、ボクがやるですよ?……魔法使えば…あぁ、無効化ですか」


「そうだね、人の眼で実際に見た方が信用できるから」