「お前、マジで何考えてんだよ!!?」


「何って……何だ?」


「知るかぁ!!!」




オルフェが皇子さんに飛び蹴りをかますが、アッサリと避けられる




「まぁ、お互い考えとしては敵じゃねぇよな。立場的には敵だけど。」


「は?」


「だって、復活させたくねぇってのは、まぁ俺も同じだし。てか、復活させるメリットねぇし」


「………お前マジでなんなの」


「くくく、器とでも答えておくか?」





皇子さんは二度も爆弾発言を。





「器だぁ!?」


「んじゃ、改めて、自己紹介。俺は帝国第二皇子、リャンヤル。………黒き龍の器とは俺様のこった!」


「「………」」




沈黙の後、皇子さんは反応しろよっと叫んでいた。