『ちょっと、邪魔しないで』
『はぁ?うっさいのぉ、お主が邪魔しておるんじゃろ』
ノイズから、2人の騒がしい声が聞こえて来た
『あ、そうそう邪魔者、連れて行っておいたからな』
りょーかい
『儂がな』
『ちょっと、私も一緒だったわ。貴方1人にしないで頂戴な』
『へーへー』
『ありがとね、引き続き………頼むよ』
『はぁーい』
『邪魔者は』『徹底的に、ね』
2人の声は不気味な笑いを最後に途絶えた
………やっぱ、似てるよね。いろいろと。
昔から変わる事のない彼ら
僕とは大違いだ
「モルちゃーん、ご飯できたよー」
「はーい」
イーチェの声に、僕は立ち上がり、彼らの元へと移動する
空では星が輝いている
キラリ、と流れ星が流れて行った