先生のいない世界なんて考えれなくて

私は学校中矢野先生を探し回った

「矢野先生が死ぬわけない。何処かに隠れてるだけだよ」

そう、私は自分に語りかけた

「出てきて、先生!」

私は叫んだ

でも、どこを探してもいなくて

矢野先生にもらった電話番号に電話した

「プルルルル、プルルルル…」

いつまでも鳴り響く呼び出し音

「でてよ…お願い」

でて…でて