屋上でしばらくの間真知と大貴は沈黙していた。
そして・・・ついに大貴は、
「真知。手紙ありがとうな。とっても嬉しかったよ。
実は俺もずっと真知の事が好きだったんだ」
「ほんと?」
「ああ。本当だ。だからこれからも一緒にいてくれますか?」
真知は泣いていた。
泣きながら返事を伝えようとした瞬間。


「言わせないよ?真知・・・」
私は、彼女を屋上から突き落とした。

私は・・・真知を殺した。



大貴はそこで気を失い私は大貴を部室の陰に隠しとりあえずさっきの記憶を消した。

目を覚ます前に私は教室に戻り
真知の荷物を持って屋上においてきた。
あくまで、
『真知は自殺をした』
ということにするために・・・