そして
一ノ瀬修子にとって、
悲しく辛く悲しいことは
中1の頃、
恐喝強要する竹内亜紗美、藤垣恵理
田谷亜希子とはなれて
平和な環境はいったものの。
(竹内亜紗美らは学区域が違い
別の中学へ。)

中1の夏休みの
8月上旬ころ(ちょうど金ローで
火垂るの墓や、天空の国ラピュタ、
あと、ルパンのジャハルタ、を
放送した頃で
ゼブリでも新しい映画が公開されたころ)
奈緒にたいし、
貸したお金である
数100円かえせ!と、
きつい言い方した。
闇金みたいないいかたを。
およそ、5日間くらい。

竹内亜紗美らに恐喝強要され人間恐怖症みたいにされた悲しみと後悔を、そのいじめ加害者本人へ向けるならまだしも
なんで身内に対し
そんなひどい態度をとったのか、
修子は、
いじめ加害者へ強気に出るなら問題なしとしても
なんで身内にそんなひどい闇金みたいな言い方したのか
強要恐喝された悲しみ無念後悔悲しみ後悔悲しみ後悔辛さ悲しみ無念情けなさを
身内に向けるなんて!

修子はあとから
反省して泣いて
奈緒へ謝り
奈緒に漫画を買ってあげた。
せめてものおわびに。

修子は、
いじめ強要人間にがつん!てつよく出るならともかく
なんで身内にひどい闇金みたいな酷い態度とったの?!
と後悔して
死を選ぼうかと考えたり
自宅近くの線路へちかづいたりした。


修子は、二学期が始まってちょっと経った頃、
こっそり奈緒の貯金箱へ
夏休み始まる数週前に雑誌のクロスワードに応募してて当たった
賞金の8千円を、
郵便局で換金してもらい、
賞金の94%をいれておいてあげた。
(8千円ののこりの6%で、
当時修子がハマってた月刊漫画誌「リボーン」
をかった)

修子は
いじめ強要する悪い人に負けず強い人間なろう
ときめてた。
修子はこうかいと
いじめ強要された悲しみ無念で
その時も一晩1人で
ずっと泣くことがあった。