私は、思考停止させる為に目を閉じる。
寝てしまおう。

それが多分、一番いい。

まだ寝るには早いから、明日朝早く起きるだろう。

だから、お風呂に入るのも明日でいいや。



由紀とかに言ったら、即効伝わるんだろうな。
てか、話さなくなっただけで伝わりそうだな。


……色々、めんどくさいな。


傷心だからって、放っておいてくれなさそうだし。


明日、結城と本間を誘って思いっきりカラオケに行くか。


それが良さそうだ。


あいつらの予定なんて知らない。
うん、知らない。



そんな事を考えてたら、いつの間にか睡魔が襲って来て、私は眠りに就いていた。


翌日。
目を覚ましたのは、辺りがまだ薄暗い時間帯。


寝ぼける頭。
それに、目に最高に違和感を感じながら私は一度背伸びをした。


絶対、目腫れてますね、コレ。