「何だよ、瞬ばっか!最近俺ご無沙汰なんですけど!」



本間も乗って来るな。
お前の夜の事情なんて知りたくない。



「久々合コンするかなあ」


ぼそっと結城が呟く。
それに本間は嬉しそうに頷いていた。



「しようぜ!俺、誰でもいいー」

「瞬たんも来るでしょ?」

「……んー」

「来るの!あっきー来ないんだから!こっちの人数少な過ぎでしょ」



結城に無理矢理腕を掴まれている瞬は、こっちをちらっと一度見て口を開く。



「そっか。付き合ってるんだよな、お前ら」



納得した様に頷くと、結城に一言「行く」と伝えていた。


私と秋人が色々ゴタゴタしてたって事は、瞬は知らないんだろうな。
つか、まじで興味がなさそうだ。


ふうん、へえ、で?って言われそう。
容易に想像つく。