着いたのは隣町にある雑居ビル



階段を上がりジンは扉を開ける




「お久しぶりっすイツキさん」



ジンがイツキさんと呼ぶその人は
いかにも強面な男だった



ユズキも続けて挨拶をした。





「よく来たなお二人さん。ジン、いい女じゃねえか」





イツキさんはそう言うと
寒かったろうとホットコーヒーをだしてくれた



「まあ座りな」




そう言うとイツキさんは
早速部屋探しをしてくれた。