ーー翌朝。
「おはよう、千景くん! 昨日ずっと寝てたね、体調どう?熱は?」
「夕方からぶっ通しで寝てたっぽい。熱は下がってる」
「今日は私も休みだからなんでもするよ。千景くんはなんもしないで、ゆっくりしてて!」
昨日、愛生が何時に帰ってきたのかも知らない。
寝過ぎじゃね、俺。
逆に全然スッキリできてねーし…
愛生に背中を押されるがまま、ソファへと追いやられた。
シャワー上がりでまだ乾かない髪にタオルをかぶせたままの姿でストンと腰を下ろす。
「よし、私が乾かしてあげる」
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