「足元、気をつけて」
「はい。わ、この階段けっこう急ですねぇ」
「転ばないようにな」
慎重に一歩一歩下りて行く。
みんなの話し声がどんどんハッキリと聞こえてきた。
そういえば、聖菜ちゃんと離れちゃったけど大丈夫だったかな。
まぁ、でもマキちゃんもいるし……私の心配しすぎかな。
「あ! 愛生ちゃん来た来た」
最初に気づいた聖菜ちゃんがこっちだよと言うように手招きをしてくれた。
あ、よかった。聖菜ちゃん、楽しそうに笑ってる!
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