「百瀬さんは彼氏いるんでしょ?」


「はい、いますよ〜!」


「……はは、すごい幸せそうな顔」


「変な顔してますか?」


「いや。あ、着いた」




大知先輩の道案内のおかげでみんなとは少し遅れての到着だけど、なんとか目的地まで。



オシャレな外観のカフェだ!



でも敷居高い感じがして、普段だったら入らないかもな。


どんな感じなんだろ?



普通に扉を開けて慣れたように奥へと進む先輩の後を追う。



う、わぁー…


店内はぼんやりした照明の明るさで、シックな内装だとか、雰囲気すてき…!