車のドアを開けると、かずにぃは私を部屋まで抱き抱える。

「大丈夫か?」

「へ・・・っき」

「うそつけ!」

かずにぃは乱暴に部屋の戸を蹴り開けると、ふわりと私をベッドの上に横たえた。