思わずかずにぃの頬を打つ。
「してない!……かずにぃとのことが恐くて、私……」
だけど、話しているうちに、次第に具合が悪くなる。
まずいと言う予感が脳裏をかすめる。
喉がヒューヒューと鳴り始め、体の中に嵐が吹き荒れる。
「へぇ……。紳士的なトオル君は、嫌がるお前を無理矢理抱いた俺のような鬼畜とは違うってか?」
「ち、が……う。かずにぃ、ごめっ。車、止めて」
「おい!?どうした」
かずにぃは私の異変に気付くと、息が苦しそうな私と前方を代わる代わる見ながら車を路肩に寄せる。
「してない!……かずにぃとのことが恐くて、私……」
だけど、話しているうちに、次第に具合が悪くなる。
まずいと言う予感が脳裏をかすめる。
喉がヒューヒューと鳴り始め、体の中に嵐が吹き荒れる。
「へぇ……。紳士的なトオル君は、嫌がるお前を無理矢理抱いた俺のような鬼畜とは違うってか?」
「ち、が……う。かずにぃ、ごめっ。車、止めて」
「おい!?どうした」
かずにぃは私の異変に気付くと、息が苦しそうな私と前方を代わる代わる見ながら車を路肩に寄せる。