私はかずにぃの運転する車に乗り込んでからもちょっぴり口を尖らせる。 「人前でキスするなんて……」 「だから、ごめんって」 笑いながら謝罪するかずにぃに、反省の色を感じられなくてやっぱりムッとしてしまう。