タクシーから降りる時にお金を払おうとしたら、リョーコさんは私の支払いを固辞する。

「かずぼんの出世払いに付けとくから気にしないで」

彼女はウィンクすると、「やばい!時間が無い!」と研究所へと慌てて走って行った。