お昼を過ぎた頃になると、昨日の疲れからか、暖かな陽射しの中でウトウトし始めていた。

気付くと辺りは眩いばかりの光に包まれていて、ベッドの側にはトオル君が立っていた。

私は金縛りにでもあったみたいに声が出なくて、ただ泣きながら彼にしがみ付いた。

彼の熱いキスを受け入れ、夢中になって彼を抱きしめる。