「うわぁ……。まじで……」

かずにぃは私が今まで見てきた中で、最高に幸せそうな笑顔でじわじわと幸せをかみ締めているようだった。

「オレ、率先してアカンボのオムツとか交換するからな」

「え?無理だよ。かずにぃ短気だもん」

「何言ってんだよ。オレは(オフクロの命令で)お前のオムツだって替えたことがあるんだぜ」


私は真っ赤になりながら、

「かずにぃ、それ、もう時効だから……」

と、顔を手で覆った。