「まぁ、オレが怒れた義理じゃないけどさ。

99.9%オレが悪いんだし……」

99.9%?

「残りの0.1%って?私?」

「そ!思わず抱きたくなるくらい可愛いのがいけない!」

かずにぃは真っ赤になってそっぽを向く。


「どーゆー理屈なの?それって……」

私はぷっと吹き出した後に、はっとなりお腹を押さえた。

「あ!赤ちゃん!赤ちゃんは!?」

「大丈夫だよ。ちゃんとまだお前のお腹ン中でぐっすり眠ってるよ」