私の心は不安な日々の中、たった1人の人を求めて叫び続けて来た……。


  助けてって、怖いって。


だけど、その人は遠く、アメリカにいる。



トオル君さえいてくれれば……

トオル君の側にさえいれば……

トオル君の腕の中にさえいれば……


全てが悪夢だったって、きっとそう思えるはずなのに……。