「イヤだわ……。怪我しちゃったみたい……」

彼女は蟲惑的な微笑を浮かべながら、ゆっくりとライダースーツのジッパーを下ろし始める。

豊かな胸の谷間に男達が唾を飲み込んだ頃、僕は先程の閃光弾を男達に向かって投げつける。

そして、グレイスが乗り込むのを確認すると、リムジンのアクセルを全開にした。