C&H社は患者を最高ランクの保険が下りる病気であると診断を下すことが実に多く、入院患者の9割がそれに該当した。

他の病院での割合が3割と言うから、実に3倍近い患者が重度の病気に罹っていると言うことになる。

そして、入院期間も他院に比べ最も長く、患者の保険が下りるMAXまでその入院期間を設定していた。

そのため、患者を退院させて欲しいと言う家族からの訴えや、入院で使われた保険に関する訴訟問題が絶えなかったのだ。