多摩川の河川敷を駅まで一緒に歩きながら、やっぱり藤枝君は柔らかく笑う。
「ごめんね、ハルナちゃん。
あの子達にはちゃんと言っておくから」
ハルナちゃん?!
今、藤枝君、私のこと「ハルナちゃん」って言ったよね。
聞き間違いじゃないよね。
どうしよう……。
ドキドキしてしまう。
彼が何気なく発する言葉のひとつひとつに……。
「ごめんね、ハルナちゃん。
あの子達にはちゃんと言っておくから」
ハルナちゃん?!
今、藤枝君、私のこと「ハルナちゃん」って言ったよね。
聞き間違いじゃないよね。
どうしよう……。
ドキドキしてしまう。
彼が何気なく発する言葉のひとつひとつに……。