「寝ちゃうなんて……」

「いいよ。疲れてるって証拠だよ」

「良くないよ!だってせっかくトオル君とのドライブだったのに」

「また今週末も乗せたげるよ。だから泣かないで」


僕との時間を大切にしたい君の気持ちが伝わってきて、僕はそれだけで十分。

僕は君を引き寄せ、そのおでこにキスをする。