「ト、トオル君!前前前前!!!海海海海!!!!!」

僕は、慌ててハンドルを切る。

「もうっ!トオル君、危ないです!どうしたの?」

「ごめん。ちょっとぼーっとしてた」

そして、やっぱり僕は苦笑いしてしまうんだ。