「何で、トオル君と老師さんの口からは音がしないのぉぉ\(≧□≦)ノ」

「やっぱり、それは修業でしょう」

「滅多に来ん、エセ修業じゃがな」

老師が、横目で僕を睨む。

「仕方ないでしょう。時間が無いんですから」

「時間は作るもんじゃて」

「屁理屈です。それ」

僕と老師のやりとりを聞いてハルナが笑う。