私達の間に温かい時間が流れ始めた。

「ハルナ……無理しなくていいから」

「・・・・・・」

「こう言うのは『頑張って』『無理して』するものじゃないから」

「・・・・・・」

「待つよ。ちゃんと待ってるから。君の心が癒えるまで……。僕は待つから……」

トオル君の優しい言葉とホットミルクが目に染みたのか、涙がポロポロこぼれて止らなかった。