トオル君が持ってきたカップからはチョコレートの甘い香りがした。
「これは?」
「ホットココア。それにマシュマロを浮かして、星のホワイトチョコレートを乗せたやつ。
僕が小さい頃大好きで、良く母に作ってもらったんだ」
「へぇ~。トオル君のは?」
「ブランデー」
トオル君はブランデーを目の高さまであげると、にこっと笑った。
「これは?」
「ホットココア。それにマシュマロを浮かして、星のホワイトチョコレートを乗せたやつ。
僕が小さい頃大好きで、良く母に作ってもらったんだ」
「へぇ~。トオル君のは?」
「ブランデー」
トオル君はブランデーを目の高さまであげると、にこっと笑った。