車の到着を聞きつけたトモやスズ達が家の中から出てきて、プンプンに怒っていた。
「おっそいよ~!心配したんだからね~」
「そうだよ。おっせーよ!」
「ごめんなさい」
私たちはみんなに謝ると、彼らを宥めて一緒に広間の方に向かった。
赤々と明かりが灯る広間に入ると、突然、トモがトオル君を指差す。
「あれぇ?トオル君、口紅付いてるよ」
トオル君は、慌てて、唇を押さえながら真っ赤になる。
その隣で、私も慌てて、唇を押さえてしまう。
「おっそいよ~!心配したんだからね~」
「そうだよ。おっせーよ!」
「ごめんなさい」
私たちはみんなに謝ると、彼らを宥めて一緒に広間の方に向かった。
赤々と明かりが灯る広間に入ると、突然、トモがトオル君を指差す。
「あれぇ?トオル君、口紅付いてるよ」
トオル君は、慌てて、唇を押さえながら真っ赤になる。
その隣で、私も慌てて、唇を押さえてしまう。