「待って!大切なお話しがあるの。ここへ座ってちょうだい」

マミィが、僕に目の前のソファへ座るよう促し、両親が腰を下ろす。

「実は今日、大学側から連絡があってね。

この秋から、君は大学のへの入学が許可されたんだよ」

ダディはひとつひとつ言葉を選ぶかのように慎重に僕に話を続けた。