それから、何度もかずにぃはインテリジェンスキーを開けて電池の交換をしようと試みてくれる。


だけど……


「かったいな!開かないぞ、これ」


かずにぃのイライラはMAXみたい。


「かずに……」



ぐぅぅぅぅっ……



きゃーーー恥ずかしい。

慌ててお腹を押さえる。


今、お腹が鳴ったの聞こえちゃったよね。


かずにぃが申し訳なさそうに、作業中の手を止める。


「ごめん。やっぱ、タクろう。とりあえず、食べに行ってから考えよう」