僕は振り返ると年配の女性に叫んだ。

「おじさんはいつからこんな状態になったの!?」

「何よ!この子は!!」

夫人は半狂乱の状態となって話しにならなかった。

無理も無い。

確かに4歳の僕の言うことをまともに受けろという方が尋常じゃないのかもしれない。

だけど、時間がない。

「おじさんを死なせたくないから協力して!」