オレは、医者になろうと漠然と決意していた。


チビみたいな子供を1人でも救いたい。

これがオレが足を骨折して、この病院に入院して、チビハルナに出会った運命の必然だ。

そう思った。



ようやくオレはフワフワとした体が地面に着地する感覚を覚えた。


【〜第2章〜カズトの章 完 】