「プレゼント、なの。お誕生日、おめでとう」
この時、初めて今日がオレの18の誕生日だったことに気付く。
「だから、こんなもん貰うほど、あんたと親しくないし」
オレは冷たく突き放し彼女に背を向けると、玄関のドアノブに手を掛けた。
「……好き。好きです」
「はっ?!」
「片岡君が、骨折で入院した時に気付いたの」
「何を?」
「だから、好きってこと」
この時、初めて今日がオレの18の誕生日だったことに気付く。
「だから、こんなもん貰うほど、あんたと親しくないし」
オレは冷たく突き放し彼女に背を向けると、玄関のドアノブに手を掛けた。
「……好き。好きです」
「はっ?!」
「片岡君が、骨折で入院した時に気付いたの」
「何を?」
「だから、好きってこと」